2005年06月

2005年06月27日

住まい選びの相談相手・・・・

「失敗しない住まいづくり」と題したメルマガの記事を読んだ。
住宅展示場の営業やスタッフが信頼できるか見分け方の方法。「この家に問題点がありますか?」と質問して、正直に答えた人は信頼の置ける人だとあった。
そしていい点も悪い点も正直に答えてくれる、住まい選びはそういう人に相談した方がいいと。

この記事を読んで「私がこの質問されたら、どんな風に答えたらいいの?」と考えてしまった。
良い家、悪い家の基準って?自分がつくる家の問題点って??
そもそも、受注棟数が自分のサラリーに直結している営業マンが、バカ正直に受注のマイナスになるようなことを口にすることはないと思う。

そんな質問をするのだったら「自分たちはこんな暮らしをしたい」「こんな設備を使いたい」「これぐらいの予算で造りたい」等など、自分たちの生活や希望を整理し、それがかなう住まい造りが出来るのかを聞くのが先決だろう。
そして、なぜそれが可能なのかダメなのか、良いのか悪いのか、といった説明をしっかりしてくれるかどうかで判断した方が良いと思う。

私は、住み手の暮らしや希望がどれだけ満足できたか否かで自分の造る家の価値判断をしたい。
また自分の造る家に、合う住み手と合わない住み手がいることを承知している。
合わない住み手から無理に受注を取っても、後々クレームにつながりやすい。
だから売上を上げたくても、合わない住み手は涙を飲んで見送ることにしている。

nobu347 at 18:39|PermalinkComments(824)TrackBack(0) オレ流の接客