欠陥住宅

2005年05月16日

欠陥住宅の前の欠陥契約

今日事務所で昼を食べながらテレビを見ていたら、欠陥住宅の特集が放映されていました。最近よくこの手の番組を見かけます。

欠陥住宅はつくる方が悪い。

でもその前にお客さんとは同意の上で契約を結んでいるはずで、契約の前に打合せもしているはずです。
今日の内容は注文住宅だったようなので、建売りとは違い打合せを何回もやっているのでは?
打合せの過程でお客さんは信頼できる業者だと判断して契約したのだと思う。

テレビでは一方的に元請けの工務店が悪者という撮り方でしたが、両者合意の上で契約しているのだから施工が欠陥だっただけでなく、契約の段階で既に欠陥だったと思われます。
となると欠陥住宅というのは欠陥契約があっての結果ということになります。
今日の内容を見る限り、契約の時点で業者側に相当な値引きを強いたとか、どうしても受注したい業者が無理な値引きをして受注した、などという理由がありそうな気がしました。
お客さん側にも、欠陥住宅に至るような契約のプロセスを踏んだ可能性があるだろうと思うのです。
いったいどういう基準で業者を選んだのか・・・。

こういう報道をする場合、後学のためにも契約に至るプロセスにおいて、欠陥の芽が双方になかったのか中立な立場で解明してほしいものです。



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nobu347 at 21:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)