経営者として

2007年01月05日

住まい造りは「こだわり」が大事


新年おめでとうございます。バウハウス代表三品です。
久々にブログ投稿です。昨年の6月以来半年もブログお休みさせて頂きました。
最近は「影の大社長」こと「スタッフ喜和子」がピンチヒッターを勤めておりますのでこちらもよろしくお願いいたします。

さて、今日は仕事始めです。わたしの工房も今年で開業7年目を迎えました。
この間、40余りの住まいを設計し、そして自ら施工してきました。
これらの住まいは全てストーブやエアコン一台での全館冷暖房、そして自然素材を使用した建物です。
住まいは快適で長持ちすることが大事。そして長持ちさせるには耐久性や強度と言ったハードだけでなくデザインや住み心地、使い勝手というソフトが重要とこれらにこだわりを持って提案してきました。
バウハウスの名に恥じない「いつの時代にも色あせない、端整でシンプルなデザイン」を模索し、行き着いたところが「総2階、切妻」の外観デザインです。
そして「ニセモノはどんなに精巧に作っても所詮、ニセモノ。本物を超える事は出来ないし、時間と共に色あせる」と素材のオリジナルを活かした建材や自然素材にこだわって来ました。
もちろん、単なる総2階切妻では、ややもするとプァーで安っぽい建物になりかねませんから、それなりのプロポーションや納まり、アクセントを工夫してきました。
そんな積み重ねが功を奏し単純で個性のある、施工が簡単でコストの掛からないデザインを生み出すことが出来たように思います。最近では同業者からも指導やアドバイスを頼まれるようになりました。
開業当初は「自分の造りたい住宅」と「ビジネスとしての住宅造り」の2通りの展開があるように感じておりましたが、いま思うとそんな事は考え過ぎだったようです。
地縁や血縁も無い場所でここまでこれたのも『こだわり』があったからでしょう?
自分が良いと思うものを提案して造り、それが受け入れられればビジネスは成立します。
もちろん「自分が造りたい住宅」と言っても「自分が住み手」ではありませんから「自分の好みや考えの押し付け」であってはいけません。
最近は「押し付け」と「押し付けで無い」境界が見えてきたような気がしています。


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nobu347 at 19:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)